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ブラジルKofre CafeがNFTを発行、会員制メニュー提供へ|Moss傘下のOnePercentと提携で環境にも配慮

ブラジルのファロル・サンタンデールにあるコーヒーショップKofre Cafeが、サステナブルNFTの発行などを手掛けるブロックチェーン・スタートアップ企業OnePercentと提携し、NFTを使った会員制クラブを立ち上げました。

現地メディアによると同国初となるこのユニークな取り組みは、NFTが会員証となりさまざまな特典が用意されています。所有者は「Kofre NFT Club(仮)」に入会でき、限定メニューのコーヒーを注文することが可能です。

また2022年末までVIPとして来店できるほか、Kofre Cafe主催のイベントや様々な体験にも優先的に招待されます。なおNFT発行にあたってPolygon(ポリゴン)チェーンが採用されています。

費用はブラジルの法定通貨レアル(BRL)で第一弾が329BRL(約9120円)、第二弾が399BRL(約11060円)となっています。なお2023年にもNFTが発行予定で、さらに多くの特典が用意される見込みです。

今回提携したOnePercentは、ブロックチェーン技術を用いて森林の保全に取り組むプロジェクトMossによって2021年に買収されました。

Mossはアマゾンの1ヘクタール分の土地をNFT化し、熱帯雨林の保護に役立てる「Moss Amazon NFT」の販売や、カーボン・クレジットに裏付けされた「MCO2」トークンも発行しています。

そのためKofre NFT Clubでも、加入時にNFT発行により排出したCO2が、MCO2トークンで相殺されることになり、会員は必然的に環境保全にも貢献できる仕組みとなっています。

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