KYOTOプロトコルがアフリカに100万本のマングローブの木を植樹
カーボンクレジットトークン化の再設計を目指す、分散型カーボンネガティブ・エコシステムを展開するKYOTOプロトコルが、ケニアとタンザニアの沿岸部に100万本のマングローブの木を植樹したことを報告しました。
この取り組みは、自主的炭素市場を拡大を目的としたKYOTOブロックチェーンのローンチに先駆け7月に行われたもので、植樹した地域に80もの新たな雇用を創出したと伝えています。
マングローブは地球温暖化の主な要因の1つである大気中の二酸化炭素を吸収し、貯蔵できるため地球の生態系バランス維持に効果的な一方で、驚くほど簡単に植えることができます。
合計28エーカーの土地に約1フィートの間隔で植えられる予定となっており、母樹から2メートル以内にのみ植樹し、20%の余分な植物を考慮することで、生命の最大化を保証するだけでなく、成長記録にAI技術も活用します。
KYOTOは今後も気候変動の影響や、森林伐採などによる自然破壊行為を受けている地域の保護に取り組み、2075年までに約30.8万トンの炭素を吸収することを目標に掲げています。
またKYOTOのレイヤー1チェーンは、各取引のガス料金の25%を拠出し、森林再生を通じたカーボンオフセットを実現していきます。