ビットコイン否定派のルービニ氏、クライメート・トークンをローンチ

ビットコイン否定派のルービニ氏、クライメート・トークンをローンチ

暗号資産懐疑派として知られる米経済学者のヌリエル・ルービニ氏が、共同創設者兼チーフエコノミストを務めるAtlas Capital(アトラス・キャピタル)が、クライメート・トークンを発行することが海外メディアの報道で明らかになりました。

ウェブサイトによればアトラス・キャピタルは、マクロ・地政学・気候変動リスクに対処するテクノロジー主導のソリューションを設計するフィンテック企業で、AIや気候変動テクノロジー、ブロックチェーンによって実現されるとしています。

発行するアトラス・クライメート・トークンは、気候変動に強いREITや戦略的コモディティ、インフレヘッジのかかったソブリン債およびゴールドといった、流動性の高い実物資産をポートフォリオにしたステーブルコインであると説明しています。

また投資ビジョンとして、持続可能な開発プロジェクトに資金を提供し、世界中のコミュニティの気候変動への耐性を強化するとともに、優れた長期投資リターンを提供することを掲げています。

従来は富裕層のみ利用可能だった気候変動投資商品を、テクノロジーによってデジタル化することで世界中のコミュニティに分散化させ、ネットゼロ経済の世界的な移行を目指しています。