Coinbase(コインベース)がXRPを利用した無料の国際送金サービスを開始
アメリカの大手仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)は3月28日、無料の国際送金サービスを開始したことを明らかにしました。
内容は、コインベースユーザー同士がRipple(XRP)もしくは ステーブルコインである USDCoin(USDC)を使用して送金する際の手数料を無料にするというもので、これによってユーザーは、国境を越えたお金の送受信を即座にしたり、現地通貨に変換したりできるようになりました。
なお、このサービスを利用できるのは、コインベースが現地通貨をサポートしている国に限定され、現時点では以下の42カ国が対象です。
シンガポール、オーストラリア、アンドラ、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ジブラルタル、ギリシャ、ガーンジー、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、マン島、イタリア、ジャージー、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、モナコ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、サンマリノ、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、カナダ、アメリカ
しかし、上記以外の国の場合でも、XRP / USDCの受取人が、コインベースのウォレットから現地通貨のサポートしている取引所に移動させて現地通貨に戻すことでこのサービスを利用することができるとしています。
また、コインベースは、Coinbase Wallet(コインベース ウォレット)というモバイルウォレットも提供しており、ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)、イーサリアム(ETH)など主要通貨をはじめ、ERC-20トークンにも対応しているので、様々な環境で取引をすることが可能です。
コインベースは日本への進出を予定していることから、今後、日本語や日本円にも対応されていくことが予想されます。