イーサリアムを融資の担保に−アンカレッジ銀行でローンサービス開始
仮想通貨銀行のアンカレッジ・デジタルが6月3日、機関投資家に向けたイーサリアムを利用した融資に注力し、サービスの拡大と利便性が向上していることを発表しました。
アンカレッジはアメリカのバンクプロブ(商業銀行)と提携、投資家はイーサリアムを担保とすることでスムーズな資金調達が可能になりました。
バンクプロブの担当者デイブ・マンスフィールド氏は「担保管理技術は世界レベル。他の合法的ビジネス資本と同等に、暗号資産市場において銀行業界で信頼されるパートナーです」とアピールしています。
アンカレッジはすでにビットコインでの担保による融資も行なっており、暗号資産を介しての金融アクセスはスピーディに進化しています。
5月の暴落時におけるイーサリアムの評価
暗号資産全体が下落トレンドに入った5月期において、イーサリアムは3%マイナスという結果に終わりました。
ビットコインが35%マイナスした展開をごく僅かなダメージで切り抜け、各方面からの支持が集まっています。
投資家でNBA(全米バスケットボール)のダラス・マーベリックスのオーナー、マークキューバン氏は
「取引の多様性と開発のスピードはビットコインを圧倒している」と述べています。
ゴールドマンサックスやグッゲンハイム・パートナーズといった世界の金融機関からも、ビットコインより高い評価を得ています。