Solanaチェーンで二酸化炭素排出量のリアルタイム追跡が可能に
ソラナ財団が、独自チェーン上で二酸化炭素排出量をリアルタイムで測定できるトラッカーを、ローンチしたことを発表しました。
炭素データプラットフォームのTrycarbonara(トライカルボナーラ)と協力し、ソフトウェアをSolanaノードに直接埋め込むことにより実現したもので、主要なスマートコントラクトブロックチェーンとしては初の事例だとしています。
このトラッカーはRPCノード、個々のバリデーターの地理位置情報、ハードウェアの製造・輸送・廃棄管理などに基づいた排出量が動的に変化する仕組みとなっています。
これらの情報はsolanaclimateから誰でも確認でき、エネルギー使用量やカーボンフットプリント、平均および限界排出量といったネットワークの主な環境指標を追跡する統計データが掲載されています。
同サイトでは2週間に1度しか更新されないものの、検証用ノードに設置されたソフトウェアでは、リアルタイムでデータ収集されているため、プロジェクトチームは無料で利用でき、環境保護に貢献することができます。
またソラナ財団は今後、オンチェーン・オフセット、ウォレットレベルの排出量分析、カーボンオフセットの自動購入といった新機能もリリースする予定です。