Coinbase Wallet(コインベースウォレット)とは?|特徴・作成手順・使い方
仮想通貨を管理するために必要なウォレット。
ハッキングや盗難といった被害から守るためにも、自身の状況や用途によって使い分けが必要なのですが、そのウォレット自体が色々な種類が存在していて、迷ってしまう方も多いと思います。
今回はアメリカの大手仮想通貨取引所であるCoinbase(コインベース)がリリースしているモバイルウォレット、「Coinbase Wallet」について、その特徴や登録方法、使い方などご紹介していきます。
Coinbase Wallet(コインベースウォレット)とは?
Coinbase Wallet(コインベース ウォレット)とは、アメリカ最大級の仮想通貨取引所であるCoinbaseが2018年8月から提供しているモバイルウォレットです。
イーサリアムブロックチェーンのERC-20トークンに対応したウォレットなので、2018年頃から急激な成長をしているDAppsにも対応しています。
Coinbase Walletは、元々人気が高かった「Toshi」というDAppsウォレットアプリをリブランディングする形で公開されているため、単なるウォレット機能だけでなく、ブラウザウォレットとしての機能も持っており、気になるDAppsやゲームにすぐにアクセスができるようになっています。
そのため、ERC-20を採用しているトークンであれば、DAppsサービスやゲームなどで入手したトークンをこのウォレット1つで管理ができるというメリットがあるのです。
リリース当時はイーサリアムとERC-20に対応しているトークンしか管理することはできませんでしたが、2019年2月にビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)といった主要通貨にも対応することが発表されたため話題となりました。
▼対応している代表的な仮想通貨(2019年3月現在)
・Bitcoin(BTC)
・Bitcoin Cash(BCH)
・Ethereum(ETH)
・Ripple(XRP)
・Litecoin(LTC)
・その他ERC-20トークン
なお、2019年3月現在、日本語には対応していません。
Coinbase Walletの登録方法
①アプリのインストール
App Store、GooglePlayより、「Coinbase Wallet」をダウンロード&インストールを行ってください。
「Coinbase Wallet」を検索し、「入手」をタップ。
②初期設定
インストールされた「Coinbase Wallet」をタップして開く。
「Create a new wallet」をタップする。
「Terms of Service」「Privacy Policy」を確認し、「Accept(同意)」をタップ。
お好きなユーザー名を設定します。
使える文字はアルファベットと数字。記号は「_(アンダースコア)」が使えます。
セキュリティの設定を行います。
①指紋認証
②パスコード のどちらかを設定します。
セキュリティの設定が完了すると、トップページが開きます。
以上で初期設定は完了です。
Coinbase Walletの使い方
①仮想通貨の受信(入金)
「Coinbase Wallet」を開き、トップ画面の「Receive」をタップする。
受け取りたい仮想通貨を探し、タップする。
表示される仮想通貨のウォレットID、もしくはQRコードを相手に伝える。
以上を行うことで仮想通貨の受け取りが可能になります。
②仮想通貨の送信(送金)
「Coinbase Wallet」を開き、トップ画面の「Send」をタップする。
※画像では何も仮想通貨が入っていない状態ですが、ウォレットに入金されると表示も変わります。
送りたい仮想通貨を探してタップする。
必要情報を入力する。
①送金する仮想通貨の金額(数量)を入力
②「MAX」をタップすると、持っている全額が自動入力される
③矢印ボタンをタップすることで、「仮想通貨」or「日本円」での入力を切り替える事が可能
④送金先のウォレットIDを入力(Scan QRをタップするとカメラが起動し、QRコードを読み込めるようになる)
「Continue」をタップし、確認後送金を完了させる。
以上で仮想通貨の送金を行う事ができます。
まとめ
以上、Coinbase Walletの登録方法と使い方でした。
リリース当時はイーサリアム系の仮想通貨しか対応していなかったのですが、ここにきて主要通貨であるビットコインやビットコインキャッシュにも対応することになり、使い勝手がよくなった印象です。
アメリカ大手の仮想通貨取引所であるCoinbaseは、2019年3月現在、いよいよ日本進出目前とも言われている状況です。
もしそうなれば日本語対応なども実装されることが考えられるので、今のうちから操作方法や勝手に慣れておくのもよいかと思います。
気になった方は是非一度ダウンロードを行ってみてくださいね!